ゆいにーのゆるゆるにっき!

大学3年生ゆいにーによる、いろいろなジャンルの記事をかくブログです❁

立田になぜイエローが出なかったのか? 【第一節FC東京戦】

こんにちは!

サッカーのルールや他チームのことは全然詳しくないけれど、とにかく清水エスパルスが好きな大学生、ゆいにーです。

サッカーに詳しくなりたい&文章力をあげたい!と思い、サッカーブログを書くことにしました!

ルールや表現が間違っている可能性がございます。もし違っていましたら優しくコメントで教えてください*

 

では本題です。今回取り上げるのは、Jリーグ公式戦第一節 清水エスパルスFC東京で起こった一部です。

詳しい試合の解説はこちらをご覧ください! ↓

yuini-kki.hatenablog.com

 

この記事はこちらの動画をもとに作成しています。

 

 

奥井GKネトヴォルピにバックパスをするがそれが短くなりレアンドロに取られます。ボールを持ったレアンドロペナルティーエリアに入ってシュートを決めようとしたときに立田が後ろからスライディングをしてレアンドロを倒し、PKになった。

というシーンです。

 

私はその時会場にいたのですが、確かにイエローかなと思いました。しかしイエローは出なかった。それはなぜかというのをJリーグジャッジリプレイが詳しく解説してくださっていたのでそれをもとにこの記事を書いていきます。

 

まず、これはDOGSO適用ではないのか について

近年聞かれるようになってきたDOGSOとは「Deny an Obvious Goal Scoring Opportunity」のことであり、日本語では「決定的な得点の機会の阻止」と訳します。

 

DOGSOの条件は4つあり、

1.守備側競技者の位置と数
(守備側チームに、他に守備ができる選手がいない)

2.反則とゴールの距離
(反則した場所とゴールが近い)

3.プレーの方向
(攻撃側の選手がゴールに向いている)

4.ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性
(ファールによって攻撃側がボールをコントロールできない状態である)

参照:https://urawa-reds.com/wiki/detail/236

 

であり、この①~④がすべて満たされると退場=レッドカードになります。

 

で、立田がなぜDOGSOが適用されず、レッドカードではなかったのかというと、

Jリーグジャッジリプレイに出演されていた

深野悦子さんFIFAAFCJFA審判インストラクター)は、

審判はDOGSOではなく、SPA(スパ)と判断したのではないかとおっしゃっていました。

ん???SPA???温泉????

となったので調べてみました。

 

SPAとは、「STOPPING A PROMISING ATTACK」、日本語で「相手の大きなチャンスとなる攻撃を阻止すること」と訳され、

DOGSOの「決定的」な得点機会を阻止ではなく、大きなチャンスの阻止はSPAとなる。

DOGSOと異なり、ボールにチャレンジしている場合はSPAになる。ファールの内容によってはイエローカードが出る。

参照:https://urawa-reds.com/wiki/detail/350

 

といったものでした。

 

で、立田のこのプレーがなぜSPAなのかというと、

立田ペナルティエリア内でレアンドロにではなくボールにプレイしていたから。

②この行為はラフ(粗っぽい)プレイではなかったから。

深野さんはおっしゃいました。

そして、この二点により、審判は立田のケアレスだと判断し、ノーカードとなった。

ということだそうです。

 

ひとつずつ見ていきます。まずはボールにプレイしていたかどうかについて。

これは会場で見ているのは勿論、テレビで見ていてもそうなのですが、一見立田レアンドロにわざとあたりにいっているように見えます。

しかし、jリーグジャッジリプレイのようにスローで何回か確認すると、これはボールにプレイしているようにも見えます。

私がここで、プレイしています。と断言しないのは深野さんも同じようなニュアンスでおっしゃっていたから。

これは、審判によってとらえ方が違うから、レアンドロに直接行ったように見えてイエローが出されることもあり得るし、今回の事例のようにノーカードもあり得るとおっしゃっていたからです。

 

で、この審判は今年度から導入されたVARを確認しませんでした。

ですが、深野さんは「確認したら判断は違っていた」とは言ってませんし、「確認するまででもなかった」とおっしゃられています。

 

深野さんが審判の判断を尊重したのは、審判がすごくいい位置でこのプレーを見ていたから

実際に動画を見ていただければお分かりいただけると思いますが、確かに審判はこのプレーを誰よりも近くで見て、ノーカードの判断をしています。

レアンドロが抜け出したときにすぐに審判が付いていき、反則もチェックしました。

このような状態で判断したことだからこそ、深野さんは納得がいくとおっしゃっているし、審判の判断を尊重されているのです。

 

そして、ラフプレイかどうかについては、審判はペナルティエリア内で倒したからPKの判断をしたが、立田はボールにプレイしていたため、立田へのイエローはなかった。

ということでした。

 

深野さんがおっしゃっていたのを聞いて確かに!と思いました。

審判は倒したかどうかではなく、ボールにプレイしているかどうか(SPAであるか、DOGSOであるか)を見極めてイエローの有無を決めている。ということが分かりました!

一瞬の出来事なのにここまで見極めることができる審判ってすごいですねー

 

Jリーグジャッチリプレイに出演なさっていたほかの人達は、審判によって結果が変わってもおかしくないねとおっしゃっていましたが、私もその通りだと思います。イエローが出てもおかしくないと思います。

 

サッカーって反則がすごく多いスポーツですよね。細かくて覚えるのが大変ですが、一つずつこうやって記事にして覚えていこうと思います。

 

以上!ゆいにーでした!!

 

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